シエル・ブルー・ドゥ・プロヴァンス の日記
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嬉しいプレゼント♪
2011.06.02
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4月に開催した『好みの器に出会える店・うつわや展』の2日目に、
静岡新聞で記事を見ました、とおっしゃって、器をたくさん買って下さった方がいました。
益子や笠間の作家さんものを中心に、お皿やマグカップなど15点くらいだったでしょうか。
300円均一ではない物をそれほど大量に買って下さる方はいらっしゃらないので、
驚いたものです。
おっとりとした丁寧な話し方、上品なたたずまいから、きっとセレブな奥様に違いない、
と思っていたのですが、その2日後にまた来て下さって、そのとき居合わせたうつわやさんと
一緒にお話を伺ったら、何と、小学校の先生でした!
子ども達に作家さん手作りの器を見せたい、本当の焼きものを見せることで
何かを感じて欲しい、と思われたのだそうです。
陶芸作家さんたちが、それぞれの想いを込めて作った作品には、量産品には無い
温か味があります。きっと、お子さん達の情操教育に役立つと思われたのでしょうね。
教室に飾っておきます、とおっしゃっていましたが、それを聞いたうつわやさんと私は
とってもうれしく思いました。
そして昨日。
その先生がお店にいらっしゃって、子ども達が器の感想文を書いたから、
と言って渡してくださったのがこちら。
★僕が今日見せてもらった益子焼きの中で一番好きなお皿は、
黒くて底が深いお皿です。理由は、内側に波紋があってとても素晴らしかったです。
益子焼は、本当に素敵だなぁと思いました。
この陶器を作ってくれた被災地の方々にも感謝するし、たくさんの感動をあたえてくれた
田中さんにも感謝します。これからも頑張ってもらいたいです。(原文のまま)
5年生の感想文ですが、他の3人も同じような感想を書いてくれていました。
先生が、静岡新聞に掲載された、『うつわや展』では、被害を受けた益子・笠間の窯元や作家を
支援するために展示即売をする、という記事を紹介してくださったようです。
※そのときの新聞記事はこちら
お子さんたちの純粋な心に触れた思いで、ほんとうに嬉しく思いました。
でも、ちょっと照れくさい・・・。
子供さん達が器を見て感動してくれたように、私も感想文のプレゼントをもらって感動しました。
みんな、ありがとう!そして先生、ありがとうございました。
