シエル・ブルー・ドゥ・プロヴァンス の日記
-
学習机
2011.12.30
-
8/13のブログで「チャイルドシートを譲ってください」というお願いをしたことがあります。
知人のCさんという若いご夫婦が、震災で親をなくした赤ちゃんの里親になり、
チャイルドシートが欲しいと言うのを聞きつけ、何かお手伝いをしたいと思い
ブログで皆様に声をかけさせていただいたのです。
おかげさまでチャイルドシートは、M様から譲っていただくことができ、その後
何度か赤ちゃんを連れて店にも来てくださったのですが、生後7ヶ月でCさんご夫婦の
もとにやってきた赤ちゃんも、もう1歳1ヶ月。
「もうすぐ歩きそうなの~。」と嬉しそうに言うCさんの顔は愛情に溢れ、
血のつながりはなくとも本当の親子そのものだわ、と心を打たれました。
赤ちゃんもニコニコと人なつっこくて、ほんとに可愛いのです。
震災遺児の里親になる、という重い決断をなさったCさんのために何か手助けできる
ことはないだろうか、差し上げられる物はないかしら、と考えたのですが、
我が家にはもう赤ちゃん用品はおろか、子供用品もないし、、、、
そうだ!いいものがある!
と思い出したのが学習机。
長男が大学を出て勤務地である厚木に引っ越した時、アパートが狭いから
置けないよね、と浜松に持ち帰ったのがあったのです。
で、8月の時点で差し上げようと思ったら、キャスター付き引出しがない。。。。
書類入れに使えるでしょ、と言って置いてきてしまったのです。
引出しのない机を差し上げる訳にもいかないので、夫と休日の合う11/23に
厚木まで取りに行き、12月中旬、ようやくお渡しすることができました。
Cさんから、机を設置したからと、写真が届きました。
Cさんお気に入りという鏡の下で、ステキな勉強コーナーが出来たようです。
長男が中学に入るときに買ったもので、高校、大学と10年間使いましたが、
ほとんどキズがなくて良かった~。
ん?あまり使わなかったってこと?
里子ちゃんはまだ1歳なので使えませんが、Cさんのお子さんが来年小学校に上がる
そうなので、ちょうど使っていただけます。
私の好きなオークカラーで、シンプルな机が欲しいと、何軒も家具屋を回って
やっと見つけた思い出のある学習机。
新たな居場所でお子さん達の成長を見守ってくれることでしょう。
Cさんご一家の暖かさに包まれて、赤ちゃんがスクスクと育ってくれることを
心からお祈りしています。
