シエル・ブルー・ドゥ・プロヴァンス の日記
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磐田ドルチェ倉庫での個展
2011.11.27
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水曜日のIKEA・コストコツアーに引き続き、木曜日もお出かけです。
今度は近場、磐田です。
ビーズアクセサリー作家のコベントガーデンさんから、面白い作品展があるよ、
と言ってフライヤーをいただいたので、この日を楽しみにしてました。
磐田市福田にあるドルチェ倉庫。ご存知ですか?
初めて行きましたが、この門を見た途端、期待感で胸が張り裂けそうになりました。(笑)
こういうレトロ感、大好きなんです!
ここで開かれている作品展というのは、「廻るモノコト」と題した、山田ゆかさんの個展。
山田さんは、リサイクル雑貨「拝啓」さんとして、クラフト展などにも出店なさっているので
ご存知の方も多いのでは?
さてこのドルチェ倉庫、終戦時に国有綿保管倉庫として使われていたそうで、
隣にはコール天の織布工場もあったそうですよ。
窓が少なく中は暗いのですが、木の香りに包まれたステキな空間です。
吹き抜けで音響効果が高いことから、演奏会などもよく開かれるそうです。
ここで山田ゆかさんが展示しているのは、トイレットペーパーの芯を使ったオブジェ。
フライヤーをいただいた時その造形美に感動して、どうしても実物を見てみたいと思ったのです。
正面から見るとわかりにくいのですが、壁にはウォールデコのように作品がかかり、
天井の梁からはモビールが下がり、白とベージュだけの不思議な世界が広がっていました。
フライヤーのようにモノトーンにしてみたのですが、露出不足でややブレ気味です。
トイレットペーパーの芯を細くカットして、一つ一つ接着しながら形を作っていくのだそうですが、
これはもう、クラフトではなく、アートそのものですね。
用が済んだら捨てるだけの廃材から、こんなに美しいものができるなんて、本当に驚きました。
何と言っても山田さんのデザイナーとしての感性にただただ敬服するばかり。
この個展は24日(木)~26日(土)までの3日間だけでしたので、今日が最終日でした。
ご紹介が遅くなってごめんなさい。
でも大丈夫。みなさんに見ていただく機会はあります。
来年春ごろ、シエルブルーで山田ゆかさんの個展&リサイクル雑貨販売会を
開いていただくことになりました。
詳細はまた改めてお知らせしますので、楽しみにしていてくださいね。
この個展会場でも拝啓さんの雑貨を売っていましたので、買ってきました。
アンティークのガラス器に入ったポプリ、とってもいい香りがします。
このガラスの器の美しさに惹かれて、どうしてもうちに連れて帰りたくなりました。
あとは山田さんのお母様手作りのコースター。
一針一針丁寧に縫われたコースターはぬくもり感があってとてもすてきです。
これはお店で使おうかな。