シエル・ブルー・ドゥ・プロヴァンス の日記
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フランス刺繍のアンティーク・クロス
2011.11.13
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今回フランスのマダム・バベットから送られてきたアンティークの中には、すてきな刺繍の
クロス類がたくさんありました。
ほとんどがお花を中心とした、いわゆるフランス刺繍のものです。
以前はシミや破れなどのある物もあったのですが、日本ではそういうものは売れない、
ということが回を重ねる内にわかってきたのでしょうか、今回の布物はとってもきれいです。
1930~1940年頃のものがほとんどですが、7~80年経っているとは思えないほどです。
4~5人用テーブルに掛けるサイズのものから、小さな花瓶敷きサイズまで、
いろいろな大きさとデザインのものが揃っています。
そして全て手刺繍というというところがすごい!一見の価値ありですよ。
4人掛けのテーブルに使えそうな大きさのクロスです。
広げてお見せできないのが残念ですが、全体に細かな刺繍を施してあります。
これを完成させるのにいったいどれくらいの時間がかかったのかしら~。
一番上の2枚はダマスク織りのメッシュ部分に刺繍を施した上品なクロス。
昨日同じ方が2枚ともお買上げくださいました。
上より少し小さめ、2人掛けテーブル用と円形のテーブルクロスです。
右下は、80cm角程度の正方形ですが、クロスステッチの細かさに目を奪われます。
クロスステッチはフランス刺繍とは言わないのでしょうが、作品としてはかなり見られます。
上段の3枚はピアノカバーだそうです。
左端は白いカギ針編みレース。ピアノに似合いそうです。
右端は麻布+レース編みの手の込んだもの。
下の4枚はテーブルランナーや棚カバーとして使えそうな、横長タイプ。
縁に手編みのレースをあしらった、ハンドメイドらしいクロスです。
気軽に使っていただけそうな、小さめサイズのクロス類です。
一回り大きなハンカチのような正方形のものから、花瓶敷きやテーブルセンターのような
円形のものまで、いろいろ。
写りが悪くて申し訳ないのですが、白いのはカットワーク刺繍を施した、繊細でステキな
クロスです。ぜひ実物を見ていただきたいと思います。
アンティーク蚤の市、11月15日(火)までです。
終了後も当分の間店内で販売しますので、いつでもいらしてください。