シエル・ブルー・ドゥ・プロヴァンス の日記
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チャイルドシート、探してます!
2011.08.13
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私の知り合いのCさん。浜松近郊に住む、まだ幼稚園児のいるお若いご夫婦です。
この7月から、東北大震災で親を亡くしたお子さんを預かっています。
つまり、里親になられたと言うことです。
被災地には縁故のないCさんですが、自分達にできることをしようとお2人で考え、
話し合い、親を亡くしたお子さんを預かるという、大きな大きな決断をされました。
里親になる申し出をしてから、待つこと数ヶ月。
先月、東北からやってきたお子さんは、7ヶ月の女の赤ちゃん!
ほんとに身一つでやってきましたので、Cさんが洋服やらおもちゃやらいろいろ揃えていますが、
欲しいんだけど、すぐには買えない、と言っていたのがチャイルドシート。
今使っているのは新生児用なので、すぐに使えなくなってしまうそうです。
もし、不要なチャイルドシートを持っている方がいらっしゃったら、
この震災遺児の赤ちゃんに譲っていただけませんか?
その場合、1歳以上から使えるチャイルドシートをお願いします。
無償で譲ってくださる方がいらっしゃいましたら、シエルブルーまでご連絡ください。
いろいろな事情があり、Cさんのお名前を出せませんので、私が代理で受け取り、
責任を持ってCさんにお渡しします。053-474-7025 またはサイドバーからメッセージをお願いします。
東日本大震災で父母のいずれかが死亡または行方不明となった18歳未満の震災遺児は、
岩手・宮城・福島の3県だけでも1,300人近くいると言われています。
祖父母や親戚が親代わりとなって養育できればいいのでしょうが、今回の震災では
身内と言えどそれもできないのが現状のようです。
Cさんはまだご自分のお子さんも小さいのに、こうして里親という形で被災された方を
支援なさっている。生半可な気持ちでできることではない、と心から感服しています。
今日、Cさんがその赤ちゃんを連れてお店に来てくれましたが、ニコニコと愛想よく笑い、
可愛いこと、可愛いこと!
ご両親が亡くなったのか片親が亡くなったのか、詳しい事情はわかりませんが、
こんな可愛い赤ちゃんを残して・・・と思うと、胸が痛みます。
でも、明るいCさん一家の愛情に包まれて、きっとすくすく育ってくれることでしょう。
この先、どうか幸せな日々が送れますようにと願ってやみません。
チャイルドシートの件、お知り合いにもお声を掛けていただけたら幸いです。
↓ 画像はイメージです。
