シエル・ブルー・ドゥ・プロヴァンス の日記
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掛川のステーショナリーカフェ『konohi』さん
2011.07.29
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静岡での用事を済ませて、向ったのはこちら。
ステーショナリーカフェ「konohi」さんです。
雑誌にも取り上げられていますので、もう行ったよ~、と言う方も多いかも知れませんね。
掛川駅から車で15分とは言え、回りは畑ばかりという、まさに隠れ家的なお店です。
古民家、というほど古くはないのですが、昭和の中頃に建てられた家でしょうか、
私などは、「わぁ~、懐かしい~!」と、かつて住んでいた実家を思い出してしまい、
玄関を見ただけでもう、ワクワク・ドキドキ。
かつては茶の間であったであろう、と思しき部屋に足を踏み入れると、
そこはまさに『The Showa』
建具を入れ替えたり、できるところは自分達で改装した、と言う室内は、昭和の懐かしさと
優しさに溢れています。こういうレトロな雰囲気の好きな私にはたまりません。
2間を1部屋にして、雑貨スペースとカフェスペースが半分づつになっているのですが、
カフェスペースはその半分が畳敷きで、自宅にいるようなくつろぎ感があります。
私は、書籍スペースに変身した床の間の前に席をとり、すっかりリラックス。
商品のステーショナリーも、とっても可愛いのです。
昭和の古い文房具もあれば、チェコやフランスなど外国のオシャレな文房具もある、
といった、いうなればステーショナリーのセレクトショップですね。
オーナーさんのこだわりが感じられる素敵な物ばかりで、ぜ~んぶ持って帰りたくなります。
今日こちらでいただいたのは、『季節の手作りスープと手作りパン』のセット。
スープは「じゃが芋のヴィシソワーズ」で、パンは「黒ゴマとくるみのロールパン、
オレンジ&チーズのパン」の2個セットです。
パンがとっても美味しくって、おかわりしようかと思ったくらい。
時はすでに3時。このあと行く予定のお店は4時半閉店とのことでしたので、
後ろ髪引かれる思いでkonohiさんをあとにしました。
konohiさんの雑貨スペースで真っ先に目がいったのは、床に置かれた古いトランク。
ん~。アンティークね。どこのかしら~?って。これ、職業病ですね。
で、そのトランクの中にひっそり沈み込んでいた、この領収書に目がクギ付けでした。
コクヨのデッドストックものです。
文房具やさんの店先にあったのかしら?四隅が黄ばんで、ブルーの色合いといい、
黄ばみ具合と言い、紙面のデザインといい、なんとも可愛いじゃないですか!
お店で使おうかな?いえいえ。やっぱり使わずに持っていたいわ。(笑)
この小さな金属製のものは、カードスタンド。
いぶしのゴールドがなんともいい感じでしたので、店には木製のが50個もあるというのに
2個買ってきました。可愛いので、カウンターに置くことにしましょう。
konohiさん。お店も雑貨も素敵ですがそれよりもっと素敵だったのは、
オーナー姉妹のお二人でした。
閉鎖的なドアの店って、最初はちょっと緊張するものですよね。(←私でさえ。)
靴を脱いで廊下を進み、どっちのドアかしら・・・と迷っていた時に出迎えてくれた、
眩しすぎる笑顔。もうね。クラクラ(笑)
次の店への行き方をお聞きしたら、お忙しいのにPCを持ってきて地図をプリントアウト
までして下さって、何だか申し訳ないほどでした。
お2人共とっても優しくて感じが良くて、接客業のお手本にしたくなるような方でした。
懐かしい文房具と優しい笑顔に出会える店、konohiさん。
ぜひ出かけてみてくださいね。
★ステーショナリーカフェ konohi
掛川市家代855-1
TEL: 0537-26-1036 休:日曜・月曜 営業:12:00~19:00