シエル・ブルー・ドゥ・プロヴァンス の日記
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らっきょうの甘酢漬け
2011.07.01
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数日前、ある方のブログで「今日は母の命日なので、お墓参りに行きました。」
という記事を見て、
「あ、しまったぁ!母親の命日、忘れてた!」
と慌てる私。6月9日でしたので、とっくに過ぎています。
亡くなって18年。お墓参りはお盆と年末だけになってしまいましたが、
せめて命日には部屋にお花を飾り、好物を供えて思い出してあげなくてはね。
ごめんなさい。おかあさん。
定休日の今日、命日を忘れていたお詫びに母を偲んで、らっきょうを漬けました。
命日とらっきょう?私の中では深く結びついているのです。
一人暮らしの母が亡くなったあと、整理した遺品の中から「らっきょう漬け」というタイトルの
ビデオテープを見つました。
昔は6月頃になると、店先でらっきょうを見ては「ああ、もうすぐ命日だわ。」
と思い出したものですが、店を開いて忙しくなったらそんなことはすっかり忘却の彼方へ。
命日を忘れていたことから、ビデオテープのことを思い出し、
今日は5年振りに母のビデオを見て作ってみた、というわけです。
18歳で婿養子を取り、19歳で私を生んだ母は、家事も育児もほとんど祖母任せ。
一緒に住んでいた頃、母の手料理を食べた記憶はないような・・・。
祖母が亡くなってからは料理をしないわけには行かなかったんでしょう。
遅まきながら、ずいぶん勉強したようです。
遺品の中には料理のメモやビデオがいろいろ残されていました。
お酢がちょっと足りませんでしたが、ま、いっか、ということで2キロ分。
夜になって、1個だけかじってみました。
母のレシピのらっきょう漬け、辛さ控えめで、母の味がしました。ホロリ。。。
来年は命日を忘れないようにするからね。
